物流維新2025 -世界の変化にどう備え、 日本の物流をどう創るか-

2025年08月07日 13時30分 16時10分

物流は今、かつてない変革期を迎えています。
国内の課題に加え、米国・トランプ政権以降の関税政策の揺り戻し、先行きの見えにくい金利・為替・資源価格の変動、そして世界各地で続く武力紛争。国際的な要因が複雑に絡み合うなか、物流業界にはこれまで以上の柔軟性と先見性が求められています。

本セミナーでは、このような不確実性の時代において、企業がどのように“対応力”を高めていくべきかを主軸に、「現場で何が起きているのか」「次に備えるべきことは何か」といった具体的なテーマを掘り下げていきます。

ぜひご参加ください。

■開催概要
日 時:8月7日(木) 13:30~16:10(予定)
会 場:オンライン(事前登録要)
対 象:物流事業者、荷主企業等
参加費:無料
定 員:200名
主 催:物流ニュース(LNEWS)
備 考:以下の項目について予めご了承ください。
・法人にご所属の方のみを対象とさせていただきます
・主催企業の判断により、ご参加はお断りをさせていただく可能性がございます。

■プログラム※
13:30~13:55 キューネ・アンド・ナーゲル
13:55~14:20 日本ライフレイ
14:20~14:45 Gaussy
14:45~14:55 休憩
14:55~15:20 KDDI
15:20~15:45 デロイト トーマツ コンサルティング
15:45~16:10 ロジスティード
※各時間配信分は予定であり、実際には変更となる場合もございます。予めご了承ください。

■個人情報の取り扱いURL
【物流ニュース(LNEWS)】
【日本ライフレイ】
【Gaussy】
【KDDI】
【デロイト トーマツ コンサルティング】
【ロジスティード】

※注意事項
視聴申込みに際しては、各企業の個人情報取り扱いURL先の情報をご確認いただき、その内容に同意したものとさせていただきます。

プログラム

  • キューネ・アンド・ナーゲル株式会社
    代表取締役社長
    松𠮷 穣

    不確実性の時代、“想定外”に備える物流戦略とは

    【概要】
    いま、物流は単なるコスト最適化を超えた「柔軟性と即応力」が求められる時代になっています。
    米国の関税政策の変動、世界の港湾事情、為替や資源価格の乱高下などの不確実性が連続する環境の中、本社と現場それぞれの柔軟性と迅速な意思決定力が鍵を握ります。
    本セッションでは、荷主としての経験も持つ松𠮷自身の視点も交えながら、世界100か国以上で事業を展開する国際フォワーダーとしての立場から、グローバル企業の事例をもとにこれからの物流に求められる「対応力」の磨き方を掘り下げていきます。

    【経歴】
    25年以上にわたって国際物流業界に携わり、日本、中国、香港、イギリス、スイスなど世界各地で豊富な実務経験を積む。A.P. モラー・マースク・グループでの勤務を経てadidasへ入社。2013年から9年間、グローバルロジスティクス部門のシニアディレクターとして、サプライチェーンのデジタル化やアウトソーシング戦略の推進、コロナ禍における危機対応などを主導。2022年以降は、キューネ・アンド・ナーゲルのインターナショナル・サプライチェーン部門のトップとして、スイス本社でオーダーマネジメントサービスの刷新や業務のデジタル化を牽引。2024年8月より同社日本法人の代表取締役社長に就任。

  • 日本ライフレイ株式会社
    営業部
    アカウントエグゼクティブ  
    ①大関ダニエル②藤田瑠奈

    情報の分断をなくす。物流・運輸企業のための繋ぐポータル導入戦略

    【概要】
    デジタル化が加速する中、ロジスティクス・トランスポーテーション業界では、社内外の情報連携・業務効率化がますます重要になっています。
    本セッションでは、エンタープライズ向けポータル製品 Liferay DXP の特長をご紹介するとともに、郵船ロジスティクス様やキューネアンドナーゲル様をはじめとした国内外の導入事例を交えながら、どのように現場の業務負荷軽減や情報の一元管理を実現しているのかを解説します。
    物流業界ならではの課題を解決するヒントを、短時間でわかりやすくお届けします。

    【経歴】
    ①大関 ダニエル
       2013年3月  Customer Account ManagerとしてLiferay Inc入社
       2015年4月  日本とAPAC中心のサポートマネージャーとして日本ライ
              フレイに移動
       2020年10月  日本ビジネスオペレーションマネージャー
       2024年4月  エンタープライズ営業マネージャー

    ②藤田 瑠奈
       2021年12月  インサイドセールスとしてLiferay社に入社
       2024年11月  エンタープライズ営業

  • Gaussy株式会社
    代表取締役社長
    櫻井 進悟

    この先の物流を見据える。現場力を最大化するロボットによる物流自動化

    【概要】
    物流業界は、慢性的な人手不足、労働環境改善など様々な課題を抱えています。
    その多くの課題を解決する一手として「ロボット」による自動化が拡大しています。
    本講演では、物流業界をとりまく環境を改めて読み解き、
    今後、持続可能な物流を保つためにはどのような対応が必要なのか、自動化を成功させるための方法を解説します。


    【経歴】
    2000年   三菱商事入社
           国際物流実務を経て物流不動産の投資・開発事業に従事。
           香港物流会社社長、中国不動産投資事業を担当。
           帰国後、不動産運用会社出向等を経て、倉庫DX事業の
           リーダーとして当社立上げを主導。
    2024年4月  事業投資先管理業務を経て、Gaussy株式会社
           代表取締役社長就任。

  • KDDI株式会社
    WAKONXビジネス開発部
    物流グループリーダー
    岡田 宏

    KDDIがロジスティクスに取り組む理由。関税リスクに対応したAIソリューションの企画状況

    【概要】
    2024年、KDDIは社会・産業・お客さま/パートナーのデジタル化を促進するWAKONX(ワコンクロス)を発表。物流はその社会・産業・企業の経済活動を支える血液であり、物流の効率化を意味するロジスティクスはこのWAKONXが取り組む重点領域です。当社がロジスティクスに取り組む理由、当社のケイパビリティや実績、見据えるビジネスモデルや構想するDX/AIソリューションについてご紹介をさせていただきます。とくに激変するグローバル物流において、DX/AIがどのような解決策を示すことができるのか?KDDIのアプローチについてお話しをさせていただきます。(予定)

    【経歴】
    1998年    KDD(現KDDI)入社
           さまざまな新規事業開発のプロジェクトを推進
    2024年     物流倉庫の自動化エンジニアリングを担う新会社
           「Nexa Ware」を企画し設立(椿本チエインとのJV)
    2025年現在  ロジスティクス事業のさらなるスケールに向け、
           さまざまなプロジェクトを企画・推進中

  • デロイト トーマツ コンサルティング合同会社
    ①Supply Chain & Network Operations Unit
     パートナー
    ②Supply Chain & Network Operations Unit
     シニアマネジャー
    ①寺西 雅尚 ②田原 直樹

    物流の未来を見据えた変革の課題と指針

    【概要】
    貿易戦争や経済ブロック化によるモノの流れの変化、国際紛争が引き起こす資源価格の高騰や調達の困難化。
    物流を取り巻く環境は急速に変化し、国際社会の不透明さは国際物流のみならず、国内物流にも深刻な影響を及ぼしてくることが想定されます。これに加え、物流改正法の施行により、物流の持続可能性への責任が荷主企業に一層求められる時代へと移行しています。
    本セミナーでは、このような複雑な状況下で、荷主企業の国内物流が目指してくべき姿について、弊社の視点をもとに具体的な提案を行います。

    【経歴】
    ①寺西 雅尚
     日系コンサルティングを経て現職。ロジスティクス関連のサービス
     開発、製造・流通・小売・物流企業・官公庁に対してSCM・
     ロジスティクスに関するコンサルティングに従事。
     ロジスティクスコンサルティングの責任者。
    ②田原 直樹
     大手SIerにて、物流領域の大規模システム構築プロジェクト経験を
     経て現職。物流センターのオペレーション改善支援、システム導入
     支援、将来構想策定支援、新規事業創出支援の経験を有す。

  • ロジスティード株式会社
    DXソリューション開発本部 サプライチェーンイノベーション部
    部長
    半澤 康弘

    日本初グローバルサプライチェーン競争力の鍵:CLOを起点とした競合から協調の可能性

    【概要】
    ・物流効率法によるCLO設置の義務化が進む中、荷主企業やLSP(Logistics Solution Provider)が今後取るべきアプローチについて
    ・テクノロジーの活用とデジタルトランスフォーメーションがグローバルサプライチェーンの競争力向上にどのように貢献するか
    ・サプライチェーンリスク管理とレジリエンスの重要性に焦点を当て、ロジスティクス業界がどのようにアプローチすべきか
    ・LSP同士の協業がグローバルサプライチェーンの競争力向上に与える潜在的な影響についての考察

    【経歴】
    2019年5月 日立物流(現ロジスティード)入社(IT戦略本部デジタルビジネス推進部部長補佐)
    2020年4月 輸送力強化プロジェクト兼務
    2023年4月 ロジスティードソリューションズ㈱デジタルビジネス営業部兼務
    2023年9月 DX戦略本部SCイノベーション部長
    2024年4月 DXソリューション開発本部サプライチェーンイノベーション部長

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