DATuM IDEA ウェビナー Real world evidenceの構築の問題点 ~ KMF研究とJSH-MM-15研究から学んだこと ~

2024年11月06日 14時00分 15時00分

DATuM IDEA®ウェビナー
Real world evidenceの構築の問題点
~ KMF研究とJSH-MM-15研究から学んだこと ~

TOPPANホールディングス株式会社は、製薬企業メディカルアフェアーズ部門の方々を対象とし、「DATuM IDEA®ウェビナー」を開催します。
講師に国立病院機構 大阪医療センター 血液内科 科長 柴山 浩彦 先生をお招きし、血液がん領域におけるデータベース研究を中心に最新の知見を共有いただく予定です。
本ウェビナーが、日々のメディカル業務を遂行されるうえで一助になりましたら幸いです。

※ウェビナーの企画・講演内容は予告なしに変更する場合があります。
※本イベントは、TOPPANホールディングス株式会社が主催し、株式会社ブイキューブへ運営を委託しています。
※お申し込みの受付やご案内に株式会社ブイキューブのシステムを使用します。
※同業他社様など参加をお断りする場合があります、あらかじめご了承ください。

講師

  • 国立病院機構 大阪医療センター 血液内科 科長

    柴山 浩彦 先生

    1989年大阪大学医学部を卒業、1993年から大阪大学医学部附属病院で勤務。
    1997年インディアナ大学に留学。1999年帰国し、大阪大学 血液・腫瘍内科にて2002年助教、2010年講師、2017年准教授となり、2021年からは現職の大阪医療センター 血液内科科長/輸血療法部長として勤務している。


    <講演抄録>
    「Real world evidence の構築の問題点 ~ KMF 研究と JSH-MM-15 研究から学んだこと ~」

    新規の治療法が従来の標準治療と比較し優れていることを示すためには、ランダム化比較試験(RCT)が最もエビデンスレベルが高いとされる。
    しかし、参加者が特定の基準を満たす必要があり一般の患者集団と異なる可能性があることや、設計と実施に高いコストと長い時間がかかるなどの問題点がある。

    近年、RCT によって得られるエビデンスを補完するものとして、リアルワールドエビデンス(RWE)に注目が集まっている。RWE は、日常診療から得られたデータをもとにエビデンスを創出することである。

    本講演では、2012 年に設立した関西骨髄腫フォーラム(KMF)において、関西地区の約 5000 例の骨髄腫関連疾患のデータベースを作成した経験と、日本血液学会において、約 1400 例の骨髄腫患者の予後を検討した観察研究(JSH-MM-15 研究)をおこなった際の苦労話をさせていただき、RWE研究の実施における問題点とその解決策について私の考えを述べる。

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